脂漏性皮膚炎は、アトピーなどの他の皮膚炎とは原因が違います。
原因が違うということは、治療法も異なるということ。
脂漏性皮膚炎なのに、一般的な皮膚炎の治療をしていたのでは症状が良くなることはありません。
脂漏性皮膚炎の初期症状は他の皮膚炎と大差ないため、自分では脂漏性皮膚炎だと気がつかないことも多いもの。
・かゆみが長引く
・炎症が治まらない
・ポロポロと皮がむける
このような症状がある場合は、脂漏性皮膚炎の可能性が高いです。
皮膚科を受診し、検査をしてもらうことをおすすめします。
脂漏性皮膚炎だと確定をするためには、基本的には皮膚科で顕微鏡検査をすることになるでしょう。
顕微鏡検査で、カビ(マラセチア菌)があるかどうかを調べるのです。
脂漏性皮膚炎はマラセチア菌が増殖しているために起こるので、マラセチア菌が認められれば脂漏性皮膚炎だということ。
他の皮膚炎では、カビが増殖していることはありません。
病院によっては明らかな症状があれば検査をしないこともあるでしょうが、原因や病名をはっきりさせたい!という人は「顕微鏡検査」をお願いしてみてもいいかもしれませんね。
検査で脂漏性皮膚炎だと分かれば、適切な処置やケアをすることができるでしょう。
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