皮膚炎の症状緩和のために販売されている軟膏はたくさんありますが、脂漏性皮膚炎にもよいものは少ないと言わざるをえません。なぜなら、脂漏性皮膚炎は「マラセチア菌」という真菌が増えることで発生するからです。マラセチア菌は真菌なので、真菌を退治する成分が含まれていないと脂漏性皮膚炎には意味がないのです。
手軽に購入できる軟膏、クロマイPは脂漏性皮膚炎によいのでしょうか。クロマイP軟膏ASは、クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩という2種類の抗生物質を含みます。細菌による皮膚の炎症には良い軟膏だと思います。それら抗生物質に加え、クロマイPはプレドニゾンというステロイドも配合しています。化膿した湿疹や皮膚炎、炎症を起こした皮膚を鎮める働きについては嬉しいですよね。
しかし、肝心な「真菌への働き」はありません。そのため、かゆみや炎症などの今ある症状を緩和することはできても、脂漏性皮膚炎を根本から治すことはできません。あくまでも対処療法のみ、ということになります。とはいえ、かゆみがひどくて眠れないときなどは、クロマイPを塗ることでかゆみを緩和することはできるでしょう。脂漏性皮膚炎でクロマイPなどの市販薬を使うときは、どんな働きがあるのか、何に対して効果があるのかをきちんと理解し、正しく使うことが大切です。
また、脂漏性皮膚炎の原因菌であるしつこい「マラセチア菌を強力に殺菌」し洗い流してくれるオーガニック天然成分１００％の「ドクターズチョイス ファンガソープEX」は本当に良い商品です。シャンプーとしても使えますし、全身、どこにでも使えます。脂漏性皮膚炎の人ならファンガソープＥＸを購入すれば間違いないでしょう！
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