赤いボツボツや湿疹が顔にできると、ついニキビを疑ってしまいます。
ポツリと1つできるだけでもかなり目立つのに、それがたくさんとなると、どうにかして早く治したいと思うもの。
しかし、その湿疹は本当にニキビなのでしょうか。
皮脂の多いところにできやすい湿疹は、脂漏性皮膚炎の可能性もあります。
本当は脂漏性皮膚炎なのに、ニキビだと思ってクレアラシルなどの薬を使ってしまうとどうなるのでしょうか。
クレアラシルはアメリカの製薬会社から販売されているクリームで、ドラッグストアでも買うことができます。
皮脂を抑えるイオウが含まれており、思春期ニキビで悩む人向けの市販薬として人気を集めてきました。
しかしイオウは皮脂を抑えるだけでなく乾燥も招いてしまうことから、乾燥が原因の大人ニキビにはあまり向きません。
殺菌成分や抗炎症成分も含まれてはいますが、脂漏性皮膚炎の原因はマラセチア菌という真菌。
抗真菌成分は含まれていませんから、残念ながら脂漏性皮膚炎にクレアラシルは効果はないと言わざるをえないでしょう。
もしもニキビかと思ってクレアラシルを使い、湿疹が改善しない、もしくは悪化してしまったという場合は脂漏性皮膚炎も疑い、皮膚科を受診することをおすすめします。
また、脂漏性皮膚炎の原因菌を強力に殺菌し洗い流してくれる天然成分100%の「ファンガソープEX」の詳細も見てください。
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