脂漏性皮膚炎はAGAを加速させてしまいます

AGAは、男性型脱毛症と言う男性特有の脱毛です。髪の毛の生え際が後退し、頭頂部が薄くなっていきます。分かりやすく言えば、カッパのような髪型になります。成人男性の3人に1人はAGAだと言われています。
AGAは、フケが多いと進行を早めるのが研究で分かっています。そして、AGAの原因は男性ホルモンによるもの、生活習慣の乱れなどがあります。
そのAGAに拍車をかけるのが、脂漏性皮膚炎です。脂漏性皮膚炎になると、フケが増えるという症状があります。これは、脂漏性皮膚炎で増え過ぎたマラセチア菌が刺激の強い脂肪酸を量産してしまうからです。刺激が強い脂肪酸が生まれると、それを除去するために肌は早く生まれ変わらなきゃとターンオーバーを早めてしまい、剥がれ落ちた皮膚がフケとなります。
さらに脂漏性皮膚炎は皮脂が多く地肌にあるため、その皮脂で毛穴を塞いだり、頭皮環境を悪化させてしまいます。そうなると、AGAだけでなく全体的な薄毛につながります。
脂漏性皮膚炎はAGAを進行させるだけでなく、全体的な髪の毛の育毛まで妨げてしまいます。薄毛がどんどん進行すれば精神的なストレスも溜まり、さらに薄毛になりやすくなると良い事はありません。