脂漏性皮膚炎は赤みが恥ずかしかったり、かゆみでストレスを感じる事も多いのですが、薬で症状を和らげる事はできます。
薬は、まずは赤みを抑えるためのステロイド系塗り薬を処方されます。また、脂漏性皮膚炎は皮膚に元々住む常在菌が繁殖し、皮脂を脂肪酸に変えているからです。そのため、常在菌であるマラセチア菌の働きを阻止する薬も処方されます。さらに脂漏性皮膚炎の原因は元々、皮脂が大量に分泌されたからです。ビタミンは皮脂を減少させる働きがあるため、ビタミン剤を処方される場合もあります。
また、かゆみがあればそれを抑えるための抗ヒステミン剤も処方されます。医師に相談すればその人に合った薬を処方してもらえますが、もし市販薬で治すのを意識してるなら、皮脂の分泌量をコントロールできる薬とマラセチア菌の働きを阻止する薬を買うのはマストです。そして、赤みやかゆみ、かさぶたなど自分の症状にあった薬を見つけましょう。
ちなみに、脂漏性皮膚炎はニキビと症状が似ていますが、ニキビはアクネ菌が原因です。脂漏性皮膚炎はマラセチア菌が原因であり、症状は同じでも対処するための薬は違います。なのでニキビ用化粧液などを利用したとしても、効果は十分に発揮できません。
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