カサカサとしたフケや湿疹、べたつくかさぶたなどが目立つ脂漏性皮膚炎は、頭皮や顔にできるイメージがありますよね?
確かに、脂漏性皮膚炎の原因菌であるマラセチア菌は毛穴に住み着いているため、毛穴がたくさんある頭皮にはできやすいです。
しかし、脂漏性皮膚炎は頭皮や顔だけでなく首にもできるんですよ。
首のうしろ(えり足)や耳の下あたりは脂漏性皮膚炎ができやすい部位でもあります。
症状としては、湿疹やかさぶた、かゆみなど。
首は普段自分の目では見えないので、気づかずに引っ掻いてしまって悪化してしまうことも多いので、気を付けなくてはなりません。
さりげなく触ったときにボツボツしている、かゆみが続くようなときには脂漏性皮膚炎を疑いましょう。
脂漏性皮膚炎はカビが原因なので、保湿をするだけでは改善することはできません。
見えないからこそ、適切なケアをしなければならないのです。
また、目立つからと言ってファンデーションなどで隠すのは悪化させてしまうので、女性なら出掛けるときは通気性の良いストールなどで隠すといいでしょう。
脂漏性皮膚炎のある肌は刺激に敏感になっていますから、化学繊維は触れないようにしたいですね。
できるだけ刺激を与えないことが、首の脂漏性皮膚炎を早く治すためには重要です。
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