脂漏性皮膚炎は、皮脂が過剰に分泌されてマラセチア菌が大量に繁殖するのが原因です。このマラセチア菌が皮脂の中の中性脂肪を刺激が強い脂肪酸に変換し、肌を傷付けてるのです。よって、脂漏性皮膚炎の原因は大量の皮脂と大量のマラセチア菌です。
菌と聞くと性行為などで移るんじゃないかとか、水虫のようにタオルやバスマットを共有したらうつるんじゃないかと勘違いされそうですが、脂漏性皮膚炎は感染のリスクが低いです。これは、先にも書いたように脂漏性皮膚炎の原因が大量の皮脂と大量のマラセチア菌であり、人からもらうよりも自分の体調の変化で発症する方が確率が高いからです。つまり、風邪気味だから誰かからうつるのではなく、風邪気味で免疫力が落ちてるから発症するなど自分が原因の場合が多いのです。
しかし、脂漏性皮膚炎は赤みを帯びたり、湿疹、フケ、かゆみなどの症状からうつると疑われやすい症状です。脂漏性皮膚炎は認知度があまり高くない言葉ですし、脂漏性皮膚炎の言葉を知っていても知識が浅くて「ひょっとしたらうつるんじゃないのか?」と周りの人間を不安にさせます。特にパートナーが脂漏性皮膚炎だと、性行為やキスでうつるんじゃないかと嫌がられる可能性もあります。そのため、うつらなくても脂漏性皮膚炎ならば早めに治すのが周りを心配させない1番良い方法です。
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