脂漏性皮膚炎を気にしすぎると円形脱毛症になり得るので注意

脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されて炎症を起こすのが症状です。円形脱毛症は髪の毛が丸く脱毛する症状で、この2つはなんら関係はないと思われますが、脂漏性皮膚炎から円形脱毛症になる場合はあります。それがストレスです。
脂漏性皮膚炎になると、かゆみを感じる場合があります。また、顔に赤みや湿疹ができると肌が荒れるのにいても立ってもいられない！という人もいるでしょう。そのかゆみや悲しさからストレスが溜まり、円形脱毛症になる可能性があります。円形脱毛症は髪の毛の毛根組織に免疫異常が起こり、髪の毛が抜けやすくなります。なぜ異常が起こるかは詳しく解明されていませんが、精神的なストレスが関係してるのではないかと言われます。
そして、円形脱毛症でやっかいなのは頭の至る所で丸く脱毛されてしまう事です。頭頂部だけ脱毛する場合もありますが、襟足も脱毛箇所がある、小さな丸い脱毛が何個かあるなどです。しかも再発する恐れもあるのです。脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が活発になるため、皮脂が毛穴に入り込む場合があります。すると毛の成長を妨げるため、余計に脱毛が進む可能性もあります。脂漏性皮膚炎はこめかみにできやすいのですが、そこが円形脱毛症箇所と重なるとWで毛が抜けやすくなります。そのため、日々のストレスをなるべくなくすのが脂漏性皮膚炎でも円形脱毛症にならないコツなのです。