脂漏性皮膚炎の栄養でキーワードとなるのがビタミンBです。皮膚科で医師に診察してもらい、処方薬をもらうとビタミン剤をくれる場合もあるほど、脂漏性皮膚炎とビタミンBは切っても切れない関係なのです。
ビタミンBの中でも重要なのがB2とB6です。
ビタミンB2が体内で不足してしまうと、皮脂が酸化しやすくなってしまいます。脂漏性皮膚炎は皮脂をマラセチア菌が分解し、酸化するので肌の刺激となってしまいます。そのため、ビタミンBを補って皮脂の酸化を防ぐのが脂漏性皮膚炎を悪化させないための栄養となります。
ビタミンB2を多く含む食材は、レバー、うなぎ、卵、乳製品、葉物などに多く含まれます。
そしてビタミンB6は、新陳代謝と皮脂をコントロールして炎症を防ぐ働きがあります。食べ物ではかつおやまぐろ、レバー、バナナに含まれています。
さらに、えごま油やアルガン油なども炎症を抑える働きがあります。これらの油を摂取するのが難しければ、サラダ油やごま油の代わりにオリーブオイルを利用すると脂漏性皮膚炎にとって少しは良いです。
脂漏性皮膚炎は肌が良くなるまで期間がかかるため、食べ物で体の中から肌コンディションを整えていくと脂漏性皮膚炎の悪化を防いだり早く肌が回復するかもしれませんよ。
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